事務局からのお知らせ

2007/03/26 (Mon)

役に立つかもしれないシリーズ10

昨日、石川県能登半島沖にて強い地震が起きました。テレビなどで被害の状況が多く伝わってきます。これ以上、大きな余震が起こらず、被害が拡大せず、大事に至らなければよいと祈ります。また、早い復興を望むばかりです。

さて、今日はこんなお話。
『役に立つかもしれないシリーズ10』
とうとうこのシリーズも第10弾となりました。この回で止めるかどうか、悩みどころです。

今回のテーマは『客観的』

客観的に物事を判断することは、役者にとって必要なことです。お客さんからどう見られているか、どう思われているかを知らなければならないからです。
気持ちよく芝居をしていて役に入り込むことが役者の本質と考えるのならば、今すぐに改めて下さい。役者はお客さんに見られ聞かれることが本質です。どんなに上手い演技をしていたところでお客さんがいなければ意味がありません。成長はないです。

話が少しそれました。自分の演技を客観視する。これは、お客さんからどう見られているかを判断するよい材料です。常にお客さんを意識した演技。演劇的嘘と言われることもあります。
例えば、一対一で会話をする際、お互い正面を向いて話すのが通常であるならば、舞台などではお客さんに見せる為に「ハス」になります。「ハス」とは、「ハ」の字のように少し体を開いてお互いが斜めに向き合うことです。こうすることで、お互いの顔やアクションをお客さんは見ることができるのです。

こうした心遣いは、客観的に見なければ分からないのです。ビデオなどを使って自分の演技を客観視すると、今まで分からなかったことも見えてきますよ。

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2007/03/24 (Sat)

役に立つかもしれないシリーズ9

今日・明日にかけて天候がすぐれないようです。ただ、この雨が過ぎると晴れ間が続き、春へと向かうでしょう。入学シーズンにピッタリとなる、そんな季節になりそうです。

さて、今日はこんなお話。
『役に立つかもしれないシリーズ9』
この「事務局からのお知らせ」読者が、意外と多いことに驚きを隠せませんが、気持ち半分くらいで読んでいただけたら幸いです。

さて、今回のテーマは『イメージ』

以前このシリーズ4で少し書きましたが、もう少し詳しくお話したいと思います。
イメージとは「印象・想像による形」などといった意味を持ちます。つまり想像し具現化することが、表現者にとっての作業になります。
この作業、簡単そうに思えますが、実際には難しいものです。自分が想像していた表現と、実際に具現化した表現とでは必ずしも一致しないことが多いからです。しかも、人間と言うものはリピート=繰り返すことが困難だからです。

このイメージ力を鍛える方法はあります。
まずは観察する。目の前に車があるとしたら、どんな形・色・大きさをしているかなどの特徴をくまなく観察するのです。そして、絵に描く。自分が観察したその車とどれだけ似せることが出来るのか。特長さえしっかりと掴んでいれば、上手いヘタは関係ありません。これが具現化。
これと同じように、人間や動物を観察し、自分の体を使って具現化するのが役者です。ただ単に男の人だという観察ではなく、どういったいきさつでその人がそこにいるのかなど、イメージするのです。環境が変われば人は変わるように、生い立ちや成長に培ってきた事柄をイメージすることで、その男の人の具現化をより濃いものとすることが出来ます。
そして1度具現化した表現を記憶し、再度具現化していく。これがリピートする力を養うのです。

電車の中や街中、テーマパークなど、人が多く集まる場所は素晴らしいイメージを掻き立たせてくれます。家に閉じこもるのではなく、外に出てイメージの力を養って下さい。

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2007/03/22 (Thu)

SAGの春休み

修了公演も終わり、また日々の生活に戻っている頃でしょうか。この期間に出来なかったアルバイトに追われていることでしょう。
しかし、皆さんの本業は役者。この期間だからこそできることがあるのです。
自主練習にきてますか?SAGは空き教室があれば、自由に使えます。ホームページ・携帯サイトから、空き教室情報をみて、自主練習に来て下さい。

色々な話を聞くと、自主練習に来ても何をしたらいいのか分からないという人が多いようです。
そこで、空いた時間や体を使いこの期間にしかできない事をしましょう。
SAG12期生限定のワークショップを開催します。

○日時
3月24日(土) 19:00〜(90分程度)
3月28日(水) 19:00〜(90分程度)

○料金
¥100

○内容
・シアターゲーム・エチュード・テキストを使ったシーン作りなど
・「学ぶ」ではなく「遊ぶ」をテーマに、面白いことをいろんな人たちと楽しむ

○参加資格
SAG12期生ならだれでも

○定員
5人以上なら開催

みなさんご存知、この「事務局からのお知らせ」筆者が当日の担当を致します。参加を希望する人は、当日SAGヘ。5人以上にならなければ開催はしませんので、多数のご参加をお待ちしています。

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