特別講義 マイク前講習会
2016.7.22
平成28年5月8日(日)松濤アクターズギムナジウムアトリエにて、特別マイク前講習会が行われました。
担当してくださったのは、現役でご活躍中の松濤アクターズギムナジウム講師、永澤菜教先生。
SAG2年目クラスの全レッスン生を対象に、アフレコ現場での基本的なマイク前所作についてご指導いただきました。
現場での生の声に熱心に耳を傾けるレッスン生たち。
後半は、実際にマイク前に立ちアフレコ収録に挑戦。
距離感や入れ替わりなど、マイクワークの難しさを痛感した様子でした。
レッスン生感想
マイク前で実際にアフレコをした時、お芝居の事以外で考えることが沢山あって、もうパニックでした。
どのマイクに入ればスムーズにできるのか、マイクとの距離は遠すぎないか、今の紙を捲った音がノイズになっていないか、などなど、色々な事に気を取られていたら自分の台詞があっという間に来てしまって、ばたついて考えていたプランは何もできなくて、とても悔しい結果になりました。
昨年度マナーレッスンでスタジオマナーについて説明をして頂きましたが、今回スタジオのような空間と現役の永澤先生からのリアルな指導が、とてもわかりやすくためになる講義でした。
実際ご活躍されている先生からのお話は、とても興味深くあっという間の時間でした。
そしてご自身の体験談など現役で活躍されている方ならではのお話は、とても勉強になりました。
台本をもらったら必ずやること。読み込み、情景を思い浮かべ、ガヤなどのチェックをしておくこと、その他にもいろいろ細かくチェックをしておくこと。今回いたいほど身にしみました。
全然わかっていなかった自分にとても悔しい思いをしました。
今回の悔しい思いを心に置き、いつしか呼ばれたい現場に向けてこれからもいろんなことに真摯に取り組もうと思います!
挨拶の仕方や椅子の座る位置、マイクに喋る時の注意点などを丁寧に教わりました。
頭で理解していても、しっかり挨拶が出来なかったり、椅子の座る位置にとまどってしまったり、自分ではしっかりマイクの前で喋ったつもりだったのに後日撮ったものを聞いてみたらうまく自分の声が入ってなかったり、反省点が沢山見つかりましたが、この経験を現場で活かせるようにします。
今回教えていただいたことを実際の現場に行って活用できるよう、日々のレッスンにもより一層積極的に取り組んでいってください。
永澤先生、ありがとうございました。
TEL:03-5310-3535 FAX:03-5310-3838
MAIL:sag@actorschool.jp
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