SAGレポート

声優部日曜レベルアップクラス 修了公演レポート

2016.3.23

声優部日曜レベルアップクラス 修了公演レポート

平成28年2月28日、声優部日曜レベルアップクラス(Zクラス)の修了公演が行われました。

題材は、竹村直久著「ラスト・バースデイ」。安楽死法が制定されたという近未来が舞台で、死というテーマをコミカルに描いたコメディ作品です。
役者それぞれの個性が表れた、笑いあり涙ありの1時間半となりました。

週1日とレッスン時間は少ないですが、毎日のようにSAGに足を運び、自主練習や大道具作りに励んでいたZクラス。クラス一丸となって作品を作り上げてくれました。

Zクラスはこの公演をもって修了となります。
お忙しい中会場に足を運んでくださり、温かい声援をくださった多くのお客様に、心より御礼申し上げます。

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レッスン生感想

河野伊代

修了公演を振り返ると、難しい!楽しい!の2つの感情でいっぱいでした。

大道具や小道具を用意する舞台は初めてのため、準備に手間取りました。もっとスムーズに進めることもできたと反省ばかりしています。

芝居においては、自分が自分じゃないような感覚に初めて陥りました。今まで(といっても経験は3回ほどしかありません)は、演じながらも自我の存在が大きかったです。

しかし、今回は役の感情そのまま動いたように思います。稽古でできなかった事が本番でできました。感情とセリフが合致しました。それだけ役の感情で動けたのだと思います。初めての経験でした。

芝居ってやっぱり楽しいです。ある意味、自分を吹っ切ることができ非常に有意義な公演だったと思います。

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富樫香介

本修了公演は、課題が多く残っておりますが、SAGでの2年間の集大成と言えるような演技ができたと思います。

しかし、本番までは辛く険しい道程でした。練習初日からゲネプロまで、何をやっても上手くいかず、つまらない演技を繰り返すようになり、苦悩し、迷走し続け、講師やクラスの方々にご迷惑をお掛けしました。ですが、ゲネプロで観客に笑っていただいたことを皮切りに役を演じることが楽しくなり、役で遊べるまでになりました。そして、良い演技へと変化させることができました。

時間は掛かってしまいましたが、本番直前に演じることを楽しむことができ、本番で自分にとって最高の演技をすることができました。有終の美にすることができ、本当に良かったと思います。

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髙橋雅人

去年の基礎科時の公演と違い、小道具から大道具まで全て自分達で揃えなければいけないのは大変でしたが、皆で協力、意見しながら必要なものを少しずつ集め、1つの舞台を作っていくのはとても楽しくかったです。
数年後振り返って「あの時あんなことがあったな」と笑って話ができるんだなと思います。

勝沼さんが選んでくれたBGMにより舞台の雰囲気がガラリと変わり、BGMに引っ張って貰った部分も多く、音響で手伝ってくださった広田さんには感謝しています!
照明の安住さんは、良い舞台にしようといろいろ考えて照明を配置して下さり、背景の空模様なんて本当に素敵でした!
修了公演のレッスンが始まった最初のころ、何かあると直ぐにヘラヘラ笑ってしまっていたのが、勝沼さんには申し訳なかったと思っています。

いろいろありましたが、平日他の人が動けない時に、小道具や大道具の事で動いてくれた佐藤君にはとても感謝しています。彼がいなかったら今回の劇は出来なかったと思います。

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改めまして、演出をしてくださった勝沼先生、音響照明を担当してくださったスタッフの皆様、手伝いに入ってくれたSAG生、本当にありがとうございました。
Zクラスのみんな、お疲れ様でした。

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