声優部週1日コースの合同発表会

2013.8.22

6月25日(火)、6月30日(日)。声優部週1日コースの合同発表会が行われました。

演技を習得する時間が物理的にタイトな週1日コース。
しかし演じる基礎を大切に習得させたい。そんな想いから、週1日コースの1年目のクラスと2年目のクラス合同で舞台を作ってみようという企画が立ち上がりました。

少ない稽古日数ながら単体のクラスで舞台を作るより良い科学反応が起こるかもしれない。
先輩と一緒なら何とか初舞台を演じきれるかも。
後輩が頑張るなら、演技で引っ張っていく気持ちが生まれるかも。

そんな期待を込めつつ行った発表会です。レッスン生に感想をきいてみました。

レッスン生感想

ベーシッククラス　須藤知香

発表会を終え、得たものは、芝居とはとても楽しいという事。奥が深いという事。そしてなにより先輩方の色んな演技を見る事ができた事です。

こんな機会は滅多に無いので前のめりになって見ていました。その間ずっと自分も演じたい！と思っていました。またこれを機に普段話す機会が無い先輩方と話す事も出来ました。演技の他にもコミュニケーションの場にもなり、この発表会は養成所に赴く機会が他のクラスと比べて少ない週一クラスの皆の為のものだったのではないかと思う程、とても有意義な時間でした。

今回の発表会で得たものをこれからの原動力にし、一層精進していきたいと思います。

ベーシッククラス　池上理

先輩方との合同演技…正直、最初は不安しかありませんでした。先輩方とうまく馴染めるか、足を引っ張ってしまわないか、そんな不安からのスタートでした。でも、先輩方はすごく優しくて、一緒に考えたり、悩んだり…真剣に向き合ってくれました。

私の演じた役は、どちらかと言えば自分に似ている部分が多い役だったのですが、別のチームの先輩が演じているものを観ては、プレッシャーや焦りを感じていました。そんな時でも、先輩方が色々な意見を出してくれたので、私は私なりの役をつくることが出来ました。

振り返れば、失敗や反省の多い本番になりましたが、沢山の課題を見つけることのできた、とても大切な１ヵ月でした。

ベーシッククラス　牛島彩華

悔しいです。基礎や技術は勿論、想像力や理解力、柔軟性、瞬発力、何もかも足りませんでした。もっとこうしたかった、という思いで一杯です。

自分が台詞のために存在している様な箇所も最後まであり、お客様にも指摘を頂きました。

何だかネガティブな事ばかり書いてしまいましたが、皆で芝居を作るのは想像以上に苦しく、そして楽しかったです。
自主練の仕方も分からない、板の上で立つのもままならない私にいつも先輩方が声をかけて下さり、先輩方と一緒に舞台を作る機会を持たせて頂いて、すごく感謝しています。

最後になりましたが、岡本先生を始め、この発表会に関わって下さった皆様、見に来て下さった皆様、本当にありがとうございました！

レベルアップクラス　赤堀颯太

今回の中間発表の舞台を終えてまず最初に思ったのは、やはり演技というのは面白い、ということでした。自分として舞台上に出るのでは無く、頂いた役として感情などを表現しそれをお客様に見ていただく。それがとても難しく、そして面白い。そのことを改めて感じることができた発表でした。
ただ楽しむだけでは意味が無いので、去年見つける事ができた自分の悪いところや伸ばすべきところを意識して、一つ上の自分へ変わる事を目標にして頑張りました。
結果、もっともっと頑張れたところや去年よりも良くなったところ、いろいろな新しい発見もあり、次に繋げるものになったんではないかなと思います。
この経験を無駄にせず成長していきたいです。

最後に、ご指導してくださった岡本先生、関わって頂いた皆様、見にきて下さったお客様、そして一緒に舞台を作り上げたみんな、本当にありがとうございました！