松濤アクターズギムナジウム 18期声優部　～基礎科修了発表会～ 3

2013.4.3

2012年度、SAG最後の発表会。
声優部基礎科の舞台本番が3月22～24日に行われました。

レッスン生感想

Cクラス

中村勇太

僕自身、松濤祭以来の舞台となりましたが、やはり舞台はいいものですね。
役者はもちろん、音響照明、スタッフの方々など舞台に関わる全ての人が一つとなり唯一無二の作品を作っていく…。自分で書いていて何ですが、とても凄くて素敵な事だと思います。
仕込みバラシのピリピリした雰囲気、打ち上げてる時の解放的な気持ちよさ。つまり、僕が言いたいのは家に帰り着くまでが舞台という事。

鈴木恭子

楽しかった・・・！！とにかく楽しかった！！！この思いで今いっぱいです。
台本を渡されてからの4ヶ月間。頂いた役をいかに自分らしく演じるか、作品全体の中での自分の役割をいかに全うできるか。悩んで悩んで、本当にあっという間に過ぎていきました。
今回他チームの音響とスタッフもやらせてもらい、これまで演者の視点でしか見ていなかった舞台を、新たな視点で見ることもできました。そして本番中、お客様の反応を受けて、役者やスタッフだけじゃない。お客様も一緒にこの舞台を作っているんだと思う瞬間がありました。本当に最後の最後まで学ぶことだらけの4ヶ月間でした。
今回関わった全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました！そして最後に。「芝居って超ーーーーーーー楽しい！！！」

岩下恵莉

私にとっては初めての舞台で、自分と真逆の役ということもあり、不安もあったしどうしたらいいのか色々悩んで本当に大変だったんですけど、クラスの皆に助けてもらって、最終的には何とか形になったと思います。
自分の苦手な物が詰まった役にチャレンジ出来て、少しは成長出来た気がします。
それもご指導下さった岡本先生や、仲間達のおかげです！
この貴重な経験を糧にこれからも頑張っていきますので、よろしくお願いします！
本当にありがとうございました！

二瓶由佳子

演技について沢山考えたこと、体力の無さ、修了発表会までの日々で学んだ事は、とても多いです。色々失敗も反省もして落ち込み、本番が本当に心配でした。けれど、クラスの皆が励まし、支えてくれたおかげで、公演当日を迎えられました。舞台は１人で頑張るものではないこと、全員で作り上げるものだということを、身を持って学びました。この４ヶ月間の経験を生かし、もっと上手くなるよう頑張ります。

須藤貴利歌

自分の台詞で始まり、自分の台詞で終わる。とても光栄な事だけど、大きなプレッシャーにもなりました。
役にも最初は共感も理解も出来ずに悩みに悩みました。でも、"役に正面から向き合って考え、悩む事"それがいかに大切な事なのかを改めて実感出来たと思います。
そして自分の感情の流れと、お客様が舞台を観て感じる事は一致する訳ではないということも身に染みて感じました。
今回の発表でこれからの課題もたくさん見つかりました。もっともっと勉強しなくては。
お芝居って難しい。でも凄く楽しい！

一緒に頑張ってくれたキャストの皆、最後の最後まで見てくださった岡本先生、事務局の方々、アドバイスをくれた方々、支えてくれた皆々様に感謝致します。

市村初恵

この1年間、色んなことが経験できて、大変でしたがとても楽しく為になる時間を過ごせました。

特に12月から始まった修了発表の稽古から本番まで色々考えさせられました。外部のお客様に観ていただける自分の初舞台。
私が1番強く感じたことは、芝居はその芝居に関わる人みんなで作るものなんだということです。
もちろん自分の力のなさは痛感しましたが、ないなりに精一杯感情を込めてセリフを出すと相手もそれに応えてくれて、よりいい演技ができるんだということが身に染みました。

伊藤さりい

稽古が始まってからの四ヶ月間、一番言われたことは自分を知りなさい、悩みなさいと言う言葉でした。
最初私はどうしたら周りがやりやすいのか、チームの仲間が今日のさりいさんはやりやすかった、やりづらかったという言葉ばかり聞いていた。
まず他人のことばかり気にして、役を愛していない自分にぶち当たりました。
そして声のトーン、優しく聞こえる言い方。ありきたりに宥めるセリフ。
全て形になっていて、空しかった
本番直前まで、作品のテーマについて悩んだ。
けど、観客の前にでたら、なんでか前向きになれました。
舞台の上で感じる空気はまっすぐで、誤解なく見てもらってる気がして、赤ちゃんみたいに客席を信用できました。
次回はもっと、役の立ち位置、身体の使い方、会話するということを考えて舞台に挑みたいです。

冨川杏子

今回の舞台稽古を通して、悩むべきは自分の事ではなく、どうしたら“相手”が次のセリフを言いやすく、どうしたら“相手の心を動かす”事ができるのかが大事なんだという事を学びました。
本番を迎えて一番自分に足りないと感じたのは、“精神力・集中力”です。客席から思わぬ反応が返ってきても、その世界を生き通せる集中力が圧倒的に欠けていました。
反省点はたくさんありますが、大事なのは、自分の事だけ一人で悩んでいても全体は見えないという事。舞台を共にする仲間全員で模索し、作り上げて行こうとする事が大切なんだと、この稽古を通して学びました。

小林祐貴

今回私がやらせていただいた役は、常に舞台上にいることが多く、またセリフのない場面が多いためその場にどうやって存在を成立させようかと悩みました。
また、最後の見せ場のセリフが鬼門でした。数少ない授業ギリギリまで試行錯誤しました。その結果いい表現ができたのではないかと思います。1年間はあっという間でしたが自分の演技に自信がついたと思います。ありがとうございました。

佐藤大地

今回舞台を終えて思う事は、私が準備不足だったということです。
私は、この舞台の稽古の間、自分の演技の仕方ばかり気にして自分の役を深く調べることをあまりしていなかったような気がします。
もちろん、自分の役がどのような病気でどのような性格なのかは把握していましたが、その病気にかかった人には他の人やものがどう見えているかなど、病気に対する細かな考察をしていませんでした。
それに気づいたのは３月のはじめくらいだったので、あまり間に合わず、私の役はあまり潔癖症には見えなかったと思います。
また、小道具や衣装をこんなに本格的に用意したのは初めてだったので、混乱してしまい、全体的にツメの甘い舞台になってしまいました。
俳優部に行ったならば、こういうミスはナシにしていきたいです。

市川裕美

沢山悩んで衝突して、自分のできなさに思いっきり苦しんだけど終わったら「なんて幸せだったんだろう！」と思いました。 良い舞台に必要なのはズバリ思いやりだと思います。舞台と他人への思いやりがあるからこそ自分に厳しく出来る、他人に対しても必要であれば厳しい意見を伝えることが出来るんだと思います。
もっと自分を鍛えます！周りを良くみれ感じられる人間になります！
次回は更に良い舞台を魅せられるように頑張っていきたいと思います。
支えて下さった皆様ありがとうございました。

石橋由紀恵

修了発表会が終わった直後、何とも言えない感情がこみ上げて来ました。ああ、終わった。終わってしまった。無事に終わった安心感、もうこの役を演じる事がない喪失感。今回私が演じた役は登場人物の中ではどちらかといえば小さい役。それでも学んだ事は大きい事ばかりでした。普段やっていることが演技になると自然に出来なくなる事や、周りの協力があって初めて一つの作品が出来ると身に染みて実感する事が出来ました。そして何より緊張しいの自分が全然緊張せずに演じる事を楽しめた事。少しでも成長出来たのかなと本当に嬉しかったです。
本当に本当にありがとうございました。

竹下礼奈

今回の台本をもらった時、全員で作り上げなければ成立しない、難しい舞台だなと思いました。
頂いた役は今まで演じたことのないシーンの連続で。
テンション高くはじけたり、感情剥き出して怒鳴り散らしたり...出来ないことばかりで、自分の未熟さとの戦いでもありました。
また自分と同じ役を他の誰かが演じるというのも初めてで、不安や緊張でいっぱいの時もありましたが、「私は私の思い描いた役で生きる」ということを目標にしており、舞台上では未熟ながら、少しでも役の心情を出せたような気がしています。
舞台が終わって心から感じたのは「楽しかった！」という気持ちでした。
全員で１つの世界を作り上げ、心から舞台を楽しむ。芝居の根っこにある何かを体験出来たように思います。
このクラスで芝居が出来て本当によかったです！もっと芝居がしたい、もっと上手くなりたい！これからも精進します！ありがとうございました！

森内円

申し訳ない気持ちでいっぱいです。
自分の欲に負けて、役が果たすべき役割を正しく理解できず、また理解が遅れたせいで練習不足に陥りました。
皆に迷惑をかけました。
私、最低な人間です。
ごめんなさい。
それでも皆は私を責めることなく励ましてくれました。
本当にありがとう。
皆のおかげでここまで来れました。
皆とお芝居ができてとても幸せです。
これからもよろしくお願いします。

岡本先生、この役をくださってありがとうございました。
先生の演出になかなか応えられず大変申し訳なく思います。
先生がおっしゃっていたことが今さら身に染みています。
もっともっと教わりたいです。
またぜひよろしくお願いします！！
ありがとうございました！！

最後になりましたが、夜遅くまで待ってくださった事務局の皆様、たくさん助けていただいたスタッフの皆様、そして観に来てくださった皆様、本当にありがとうございました！今回の舞台でたくさんのものを頂き、教えてもらいました。
頂いたものを芝居で返していけるように、もっともっと頑張ります。
ありがとうございました！！

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