18期宣材撮影レポート
2012.9.3
今年も7月末に松濤スタジオアネックスにおいて、SAG生の宣材撮影が行われました。
声優・俳優問わず宣材写真は必須です。
自分をいかにプロデュースできるか……
演技力もそうですが、外見も同じです。
毎年SAG生は撮影の前に、ポージング/ヘアメイクの講義を受けた上で撮影に臨みます。
ここで新たな発見をする人が多いはずです。
そして遂にやってきた本番……皆さんはどのような状態で撮影できたのでしょうか。
生徒感想
村上 愛
とにかく悔いの残らないよう撮影に臨めるように、撮影当日までにできることはなるべく早くなんでも取り組んでおこうと思い準備をしました。
スキンケア・メイク・ヘア・ポージングとサービスレッスンで学べるものはとにかく全部受けました。今まで我流でおこなっていたメイクや洗顔などを少し変えるだけで見違える程、自分でも分かるくらい成果があらわれて今まで正しいやり方を知らなかった自分が悔しくなりました。
普段の生活では街を歩いている時などにガラスに写る自分の立ち姿や顔や服装をチェックするようにして、等身大の自分が周りからどう見えているのかを意識するように心掛けました。
撮影ではカメラマンの方に自分の撮りたいイメージを伝えて、ポーズのアドバイスを頂きつつ楽しく撮影できました。もちろん緊張もたくさんしたのですが、自分が楽しまないことには良い表情が出せるはずがない!と思い楽しむ気持ちを大切にしました。
出口 翔太
初の宣材写真を撮るということで、まずは当日までにできることはやっておこうと思いました。
ポージング、ヘアケア、スキンケアのレッスンで習ったことを実践して、SAGの事務局の方や友達に評価してもらい、自分をどう見せるか考えました。
ファッションは身長、体格、肌の色、キャラ等いろいろ考慮して選んだ…つもりです(笑)
髪型や肌に関しては当日までに自分が納得できる状態にもっていくことが出来なかったので悔しいです。もっと慎重にケアすべきでした。
これからはこの経験を活かして、もっと自分を良く見せる努力をやっていこうと思います。
竹下 礼奈
初めての宣材撮影。もともと写真写りに自信がなく、自分のスタイル、特に足にコンプレックスがあったので不安な気持ちもありました。その不安を少しでもなくすためにSAGでのサービスレッスンを受けましたが、そこで自分がいかに美容のお手入れをさぼっていたかが分かり……それからは毎日のケアを欠かさず、撮影当日まで日焼けしないように日々の自転車通学は長袖着用で完全ガード。
しかし、撮影前日にまさかの蕁麻疹が!
隠せる範囲は隠し、難しい場所はポージングでカバー。不安もありましたが、ある程度準備をしてきたという想いからか撮影が始まると、緊張や不安はすぐになくなり、やってやる!という気持ちで楽しむことができました。
けれど、できあがった写真を見て、満足感より、まだまだやれることはあったはずなのに…という悔しい気持ちの方が大きかったので、これから来年の撮影に向けてもっと自分を磨いていこうと思います。
そして
今年で宣材撮影が2度目となった本科・レベルアップのレッスン生達。
昨年の彼らと比べてみて……いかがでしょうか?
井出 佳耶乃
宣材で大事な3つのこと
「清潔感、華やかさ、スタイル良くみえる」
ずっと頭においていました。
今回は「他人の目」を意識して、自分だけで決めないようにしました。自分が良いと思っても客観的にはそうではないという事があります。
まず、事務局から「見た目を明るく」というアドバイスから髪の色を今までやったことのない色にしてみました。その際、美容師さんに撮影の事をお話して全面協力を仰ぎました。今回ご協力頂いて感じたのは撮影に関してだったら美容師さんは異性の方にお願いすると良いということです。出来上がった髪色、ヘアスタイルは意外に評判が良く驚きました。
髪の色を変えたら用意していた服が合わなくなりました。お店を回って基本的には自分の好きな感じを選びましたが、最終的には店員さんに聞く(やっぱり撮影の説明をして)撮った写真も妹に選んでもらいました。そうして出来上がったのが今回です。
全体的に「見られる」を意識するとこんな風になるんだなぁと思いました。
撮影は和やかな雰囲気で撮って頂きました。それなのに体が固くなってしまったのが残念でした。「撮られ慣れる」練習をしておけば良かったなと思いました。表情は表情筋を使うように意識して生活していたお陰か口角が少し上がるようになっていて良かったのではないかと思います。
撮影だけに留まらず「見られる」という事をこれからもちゃんと意識しようと思います。
中島 康平
全部良く写ってみせるという気持ちと緊張で決め手にかける写真ばかりになってしまった去年。
宣材に一番必要なのは綺麗に写るじゃなく、自分らしさと気付いた今年。自分らしく動いてリラックスできたところでポーズのスタンスで行ったため、確かに使えない写真は多かった。しかし、これで行こうと思える写真も撮れた。
もし次の機会があるならば、一発で自分らしく写る様に臨みます。
大柳 みゆき
去年の宣材写真前までは化粧やファッションに全く興味なく、撮影日前まで服装や化粧、ポーズなど悩み続け、一人鏡の前であわあわしていました。
撮影後はやはり満足出来ない部分があり、「来年はもっと変わってやる!」とその日から服装や化粧を本などで必死に勉強。
その結果、友達から「可愛くなったねー」や「今の方が良いよ」と言ってもらえました。
今年の宣材写真は前よりも服装や化粧を意識し、自分自身も自然体でやれたんじゃないかなと思います。
人間変わろうと思えば変われるんですね!
普段どこかで習ったりすることのない「外見」という分野。
SAGでは撮影に備えたレッスンこそありますが、最終的に自分を良く見せることができるかは自分次第です。
オーディションには「演技力」・「歌唱力」だけでなく「外見力」も必要とされます。
彼らが今後、更にセルフプロデュースを重ねていってくれることに期待します。
TEL:03-5310-3535 FAX:03-5310-3838
MAIL:sag@actorschool.jp
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