俳優部本科「SAG殺人事件」松濤祭にて上映決定!!!

高橋 茜

始まると長く、終わるとあっという間の一週間で、監督率いる撮影チームに付いていくことだけでやっとの撮影でした。
毎日寝る前に反省点ばかりが頭に思い浮かんでいました。
役者としてもっと積極的にシーンを作り上げていくべきだったし、スタッフとしてもっと先を読んで動いていくべきだったと思います。
撮影チームの方々にはお説教という名のおそらく愛あるアドバイスを毎回いただき(笑)、現場の厳しさだけではなく楽しさや面白さも知ることができました。
本当にありがとうございました。
仕上がった映画を見た時に、また色んなことに気付いて、反省して、今後に繋げていきたいと思います。

松田 葵

今回、自分が役者として出番がない撮影日はスタッフとしてお手伝いすることになっていて、実際撮影にはいってみると、スタッフとしてのお仕事が沢山あって、それでいて難しい！
暑い日には役者に日傘をさしたり、団扇で風をおくったり、とにかく役者を一番に考える。
また、昼食を準備するにもみなさんの好みをきいたり、なん時頃に食べるかなど撮影が始まる前に監督にすべて確認したり。
絶対に周りの方々への気配りを忘れてはいけない。本当に実感しました。

逆に、役者としてその場にいるときは、演技に集中。
今回、結城凜という本来の私と真逆の女らしい女性の役をやらせていただきました。
正直、まだまだまだ女性らしさが足りなかったなとすごく後悔しているし、反省も沢山しました。 監督・カメラマンさんが望む演技や動きも自分が演技をするのにいっぱいいっぱいで、全然出来ていなかったように思います。
何もわからないからこそ、もっと積極的に質問したり提案したりしてもよかったんじゃないかと、今更ながらに気づきました。

出来なかったことが沢山で、反省や悔しさだらけの撮影でしたが、素直に「楽しかった」と胸を張って言える映画撮影でした。
これだから役者ってやめられませんよね。

斉藤 大希

自分がどれだけ甘いか、思い知らされました。
忘れられない夏になりました。
この悔しさは、忘れないでいたいです。

神長 和沙

テレビドラマの裏側など、テレビ放映されている限りで知識はあったものの、いざその状況に放り込まれ、スタッフをしながらの撮影は結構堪えるものがありました。
実際俳優として活躍されている方をゲストに迎えるのも、こんな私たちなのに、と、いつお会いしても緊張でいっぱいで、失敗しては監督に注意され共演者に注意され……役作りの点でも、監督から何度も同じことをアドバイスいただき、自分でわかっていたつもりでも実はもっと深い所に答えがあったりもして、自分の考えの至らなさにただただ涙する毎日でした。
だけど今振り返ってみれば、スタッフさん方と笑いあったり、頂いたアドバイスについて誉めていただいたりと、辛いと同時にとても楽しく過ごせたと思います。
他の現場の裏側、役者の在り方スタッフの在り方、さらにはテレビドラマと映画の感覚の違いなど貴重なお話もたくさん聞けたことで、多少なりとも成長したのでは？と思います。

この作品を、この撮影を通して、さらに映像への興味が大きくなりました。
将来の活動にも、大きく生かしていけたらと思います。 

佐々木 絵里奈

何もかも初めてで、どうしたらいいか分からなかったです。
分からないことは質問して、と言われても、まず何を質問したら良いか分からなくて…。
役に対して、作品に対して、分からないばかりで、何故もっと必死になれなかったのかと後悔ばかりです。
この撮影で、映画に出たいと強く思いました。
後悔しないように頑張ります。