17期宣材撮影レポート

7/18～7/24の一週間、今年も三宿アネックススタジオにて宣材写真撮影が行われました。
宣材写真とは声優としてお仕事をするためのマストアイテム。外部のオーディションや、SAG学内オーディションに参加する際も時には必要となるものです。
さらに後日、SAG17期コンポジットアルバムとなり、本人達はもちろん数々のプロダクションや制作会社、キャスティング会社に配布されます。

初めての宣材撮影に挑むにあたって、どんなレッスンをSAGで行い、自分自身ではどんな努力や準備を行ったのかを、今年入所したメンバーにインタビューしました。

生徒感想

中野 信秀

初めての宣材写真。撮影当日までに、SAGでのレッスンで立ち方や表情など、基本的なことを教えてもらい、自宅の鏡を見ながらポージングや表情の練習をしました。
ファッションセンスにあまり自信がなかったので、雑誌を参考にしてみたり、SAGの事務局の方や友達に服装を評価してもらったりして、自分に自信をつけようと必死でした。不安な気持ちはどうしても表情に出てしまうので…。
ファッションの詳しい友達に服の相談してコーディネートしてもらい、今回の撮影では今までになかった自分を出せたと思います。来年の宣材写真までに、 これからもっともっと自分の魅力を上げて、自分を変えていきます。

中川 亜美

自分自身、昔から写真映りが悪く、正直、撮影日まで憂鬱でした。
しかし、写真もひとつの判断材料。写真映りが悪いより良い方がいいに決まってます。
SAGではメイクレッスンを受けました。
もともと我流メイクでちゃんとした仕方を知らなかった自分には目から鱗なことが多く、とても勉強になりました。しかも無料という親切さ。有り難いです。
自分では、ファッション紙を取り出してのポージング。鏡前でポーズをとって良さそうなものをいくつかストックし、撮影に挑みました。その内のひとつをしてみた所、「それ、細く見えていいね」との言葉を頂き、嬉しく思いました。写真が苦手といいながら意外にもノリノリで楽しくできたのは事前に準備したという実感・自信があったからだと思います。自分を磨くことを常日頃からもっと意識し、１年後、さらに可愛くなっていたいです。

小川 ちあき

人生初の宣材撮影、当然のことながら何をどうすればよいのか全く分かりませんでした。それでも出来るだけの準備はしたかったので、とりあえず片っ端からサービスレッスンを受けていきました。スキンケア、メイク、ヘア、ポージング……どれも大変勉強になりました。そしてそこからは学んだことを実践する日々！ファンデーションの塗り方やビューラーの使い方、少しでも長く脚を見せるポージングなど、とにかく研究を重ねました。しかしその研究は変な方向へ進んでしまったのか、仕上がった写真を見るとかなりケバい(苦笑)。ポージングに関しても実際カメラの前に立つと緊張のせいで全て台無し。初めての宣材撮影はあまりうまくいきませんでした。しかし今回わたしは経験を手に入れました！この経験を活かし、一年後に向けてよりよい準備を今から始めていきたいです。

さらに

宣材写真が今年で２回目の本科生たちの写真を、去年のものと比較してみましょう。去年と比べてどう変えようと試みたのか。を聞いてみましたのでそこを注目してご覧ください

吉新 千鶴

去年は失敗したなと、撮影直後から思っていて、次こそは！と気合い入れていました。 去年は顔がひきつって笑顔が作れなくて、ポージングも全然動けなかったので 今回はそこを徹底的に改善しようと決意。
スタイルがよく見える立ち方の研究や口角をあげる練習を集中的に行いました。
去年よりは自然に笑えたかな…しかし、もっと工夫をしたかったと思っています。
まだまだ満足はしていません！

西山 慎哉

去年の自分は「写真なんて映る人の問題」だと思っていました。しかし、角度や服装、立ち方次第でモデルの人でも良し悪しがあると気が付き、あとはイメージです。撮るときだけでいいからもうナルシストになる！恥ずかしがることは勿体無い。後々これを見て悶絶しようとも、また新たな一面を見せようとする向上心や度胸といった心構えが一番重要だと考えます。服は自分が着たいと思ったものを自信満々で着るのです！(笑)

この１年で、「役者」になる為のレッスン・自主練習をしながら、自分のビジュアルに対するモチベーションも上げ、努力してきた成果は確実に出ています。今後の生徒達の活躍にどうぞご期待ください。