俳優部基礎科修了公演「マクベスの妻と呼ばれた女」
3月18日・19日・20日俳優部基礎科・修了公演が行なわれました。
お忙しい中、会場に足を運んでいただきました多くのお客様に心より御礼申し上げます。
今回俳優部基礎科は初めて御来場された客様からチケット代を頂いての公演を体験しました。
無料公演ではなく、お金を払ってでも見てもらう価値の舞台を作り上げられたか。
自分達の演じる表現に対価がつく。対価がつく世界でやっていく。
この意識と真剣に向き合い演じることが、プロ意識の第一歩ではないでしょうか。
今後もプロ意識のある役者として成長していくことに期待します。
生徒感想
神長和沙
初めは多いと思っていた4公演は、終わってしまえばあっという間。準備期間中は早く終われと思っていたことも相俟って風のような3日間でした。
私に似ているようで似ていない、掴めそうで掴めない、近くて遠かったシーリア。はじめて台本を読んだときからやりたいと思っていたのに、最後まで掴めなかったシーンがたくさんあったのがとても心残りです。
公演準備期間も、先輩方にご迷惑をおかけし、体力面はもとより精神面でも追い詰められたりもあり…途中何度もやめてしまえと思うこともありました。だけどそれ以上にお芝居をする楽しみ、舞台を作る楽しみを教えてくれたのは先生、先輩方、そしてクラスの仲間でした。周りの支えがあって成功した舞台。
これからもお芝居を続けていけるよう、周りの支えに応えられるよう、また1年精進していきたいです!
木村香緒里
修了公演、一言で言えば、辛く苦しかったです。でも、やり終えた今思えば、苦しんだ分 得たモノは多かったと思います。
この公演を通して、1人の人間として成長出来たと思います。
1つの事に対して、それをどう捉えるかは人それぞれです。この公演を観てくださった方々それぞれにも、何か残るモノがあったのなら幸いです。
佐々木絵里奈
今回の公演で、色々切羽詰まって初めて、自分が今までいかに周りに甘えて頼りきっていたかを知りました。
皆に迷惑を掛けて、先輩を沢山怒らせました。
自分が良ければいい、自分の仕事じゃないから別にいいと、どこがで思っていました。
それではダメだと気が付いたのが遅すぎたし、気が付いてからも具体的にどうしたら良いか分りませんでした。
もっと周りに目を向けて、考えて行動出来るようにならなくちゃならないと実感しました。
多分直ぐには無理だと思います。
でも、徐々に徐々に、なりたい自分に近づいていきたいです。
今回も、私は一番演りたかった役を頂くことが出来ました。
でも、大好きだけどよく分からない役で、とても不安でした。
本番中、裏ではずっと役の気持ちを追おうとして、舞台上では兎に角ちゃんと見る、聞く、喋ることを考えていました。
不安なまま公演が終わりました。
必死にやって、それが良いと言われるのは養成所だからで、プロになったらそんなのは当たり前のことで、むしろ、必死さなんてきっと見せたらカッコ悪いと思います。
もっともっと、生徒ではなく役者になりたいと思いました。
課題も沢山見付かりました。
後1年で、本当に役者になりたいです。
斉藤大希
全てを出しきったといいましょうか。今年に入ってすぐに練習が始まりましたが、いろいろありました。 たくさん怒られたし、たくさん悔しい思いもしました。けど、それ以上に、楽しかったです。
みんなに感謝しています。ありがとうございました。
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