SAGレポート

SAG製作 俳優部本科作品「Jargon」速報!

Jargon

記録的な猛暑の2010年夏、松濤アクターズギムナジウム俳優部本科生出演作品「Jargon」が撮影されました!

脚本・監督を務めるのは、なんと「ひぐらしのなく頃に」シリーズで話題の及川中監督!

今回はSAG俳優部のために、特別に短編シナリオを書き下ろしていただきました。
つい先日クランクアップしたばかりの生徒たちの熱いレポートをご覧下さい。

そして!この短編映画(40分)は、10月2日、3日にSAG荻窪校で行われる松濤祭(学園祭)で上映が決定しています。

上演は10月3日の11:00~です。

そのほとんどが八ヶ岳ロケという、養成所のレッスンの枠を飛び越えた「本気」の作品!
是非、会場に足をお運び下さい!(入場無料)

生徒レポート

金田美穂子
金田美穂子誰かに見せる映像作品としては、初の試みで、アワアワしてました。
だけど、楽しみにしてる自分もいたりして…。
関わってくださった方に、感謝感謝です。
睡眠時間2時間も苦にはならなかったし、あまりスタッフさんのお仕事をお手伝いしなかったのもあってか、役者としては、充実した2日間でした。
だけど、上手くできたのかと言われるとまた別の話で。
反省する部分が沢山です…。
佐藤やよい
佐藤やよい緊張していても、声を張り上げ、生き生きと演じることで伝えられる舞台式の演技とは違う難しさを実感しました。映像と舞台の違いを監督から指摘されて、ごまかすことができない、映像の難しさを感じました。未熟なりにも演じたあの2日間。それが、どんな作品になるのか。自分の目で確かめ、それから、見る人を楽しませることができるか、それらからも、様々なことが学べると思っています。
大高由希
大高由希何もかもが初めての経験でした。
舞台と映像の違いだとか、カメラに収まるための立ち位置だとか…
松濤を飛び出すのも初めてで、自分の甘さや弱さを再確認しましたが、なかなか経験できないことを体験させていただけたことに感謝しています。
貴重な経験をありがとうございました。
田上陽子
田上陽子及川中監督とはワークショップで初めてお会いしてから3回目の作品です。
前回は本人をイメージしての当て書きでしたが、今回は配役が未定でした。
いろんな配役を試すために、全セリフを暗記する課題が出されました。
これが意外にすごく難しかったです。
ただ読んでも誰のセリフか区別ができず、それぞれの人物像を描き出そうとしても意識が分散してしまい結局覚えられませんでした。
私は早めに役が決まりましたが特異なキャラクターであり、相手役と話してみて自分の台本の読み込みの甘さに反省させられることが多々ありました。
人間らしからぬ動きにリアリティを出すために、監督にはたくさんヒントを戴きました。
たまにハマることもありましたが、そういう時は監督から、意識して演ったのか無意識なのかを確認されました。 監督には常に、「学生ではなく役者を撮りたい」とプロの役者であることを求められます。自分の演技に責任を持つのがプロならば、無意識すぎる自分に気づかされました。
ロングとアップで同じ演技を繰り返すことや、手や目を定位置にフレームインすることも自分の演技に責任を持つことだと考えさせられました。
配役の決まってないチョイ役を現場で急に振っていただけたり、クランクイン、クランクアップともに自分の出演シーンだったりと役者として幸せな現場でした。
編集でどんな仕上がりになるのか楽しみであり恐怖でもあります。
杵渕景子
杵渕景子自分の甘さを実感した日々でした。
演技以前に現場に立つということに対しての意識がかけていたように思います。
いい点も悪い点も沢山ご指摘いただき、自分たちでも考え、悩み、足掻いた時間はすごく貴重なものでした。
芝居のなかで、相手との関係性が楽しくてそれが自然に動きや言葉になった瞬間が一番の嬉しドキドキでした。
今回の撮影で得た大量の虫刺されと眠気と悔しさと苛立ちと達成感を抱えて少しでも成長できてればいいなと思います。
五明和真
五明和真初めて現役の監督に被写体として撮影して頂きました。
舞台と映像の違いは頭ではわかって居ましたが、いざやってみるとこれが上手く行きません。
色々と試し、それが観客に受け入れられるかられないか…
後は完成品を観るだけです。
監督、スチールさん、事務局の皆さん…関わって頂いた大勢の皆さん、貴重な時間をありがとうございました。
これを思い出で終わらせぬ様努力するのみです。
ありがとうございました。
平島こはる
平島こはる自分に負けたのが何よりも悔しいです。
何が正しいのかと手探り状態だったものが、終わった瞬間に、そうではなく核が違ったんだ。と気付かされました。
やれた事、やるべきだった事、もう走馬灯のようにめぐって正直悔しさでいっぱいでした。
母に言われた「大きなチャンスを逃したね。」の一言が何より痛かったです。
自分にとって大きな意味のある作品になりました。
この気持ちを核に次に進みたいと思います。

俳優部本科

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