SAGレポート

声優部週一日半年実践オーディションクラス レポート

夏休み明けの9月。声優部でも一番レベルの高いクラス、半年実践オーディションクラスの授業にお邪魔しました。

半年実践オーディションクラスとは半年間でプロ所属を目指すハイエンドクラスです。
毎年4月と10月に一般募集をしています。応募対象は演技経験2年以上の方となります。
授業内容は3~4回の演技レッスンを1クールとし、その中でマイク前、短編芝居、ナレーションなど決まった課題に取り組みます。クールの最後には発表を行い、発表した評価を点数で提示されます。
決められた期間で課題を仕上げ、完成したものを点数制で審査されることを繰り返すのがこのクラスの特徴です。そして最終レッスンが声優プロダクション・ケッケコーポレーションの所属オーディションとなります。まさに半年でプロの声優になれるか決まってしまうクラスです。

今回のレッスンでは課題発表直前のチェックを行っていました。
課題は~初対面の二人が出会い世間話をして分かれるまで~の二人芝居。
驚いたときの声のトーンが低すぎる、仕草と台詞が合っていない、表情が途切れ繋がらない。このキャラクターならどんな立ち去り方をするか考えろ。など講師の丁寧な指導が入ります。毎回のチェックを受け次回までにはほとんど生徒が演技を練り直しより良い評価を受けていきますが、「次回までに良くなっているレベルでは正直プロの現場で通用しない、チェックの入ったその1、2分で求める演技を出さないとダメだ。」とのダメだしを頂きました。

4月からスタートした半年実践オーディシンクラス生徒達、短期間で実力を伸ばし、良い評価点が出る生徒も増えてきました。しかしプロ所属レベルに相当する評価点をもらった生徒はまだいません。
所属オーディションまであと1ヶ月!さらに実力を磨いてください。プロ所属の夢を掴んでください!あともう一歩ですよ!!

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