SAGレポート

2009年度松濤アクターズギムナジウム 15期特待生オーディション レポート

今回も多くのご応募大変ありがとうございました。
今回も約200名前後の応募者が集まってくれました。
5回目も昨年と変わらない規模のオーディションとなりました。

(このオーディションは2008年末に行われました)

今回のオーディションから心がけたのは少しでも多くの人とお会いしてみようということです。
書類選考だけでなく、可能な限り実際にお会いしてその人自身を見せていただきたいなと考えました。
とはいえ限られた時間内での個人オーディションですから、狭き門であることはいなめません。地方都市(大阪・福岡・札幌など)でのオーディションも視野に入れていただくともう少し可能性が広がると思いました。
地方の希望者の方は今期も予定しておりますので、ご検討ください。

厳正な審査の結果、2009年度もまた本合格該当者なしということになりました。
あと一歩何かが欲しいと思いました。

2009年度15期特待生として
楠浩子さん(20)と比良侑子さん(18)が次点合格。
準合格として加藤愛さん(22)、金田美穂子さん(20)、鈴木義之くん(21)が選出されました。
おめでとうございます。

楠浩子さん
楠浩子さん

比良侑子さん
比良侑子さん

13期特待生が在学中にアニメのレギュラーを獲得し、それ以前の特待生も当校をちゃんと卒業した方はかなりの確率で何らかの形で業界に関わっています。
今期の合格者が、真剣にレッスンを重ね習練し、今後声優・俳優として活躍してくれることを期待いたします。

一昨年ぐらいからの印象で、昨年のレポートでも書いたことですが、東京応募者が地方応募者よりもやはり元気がないのは、どうも錯覚ではないようです。
東京在住者は、地方在住者よりも環境として恵まれています。
情報も多いし、選択肢も多いです。
が、その分核となるエナジーが弱い気がします。
声優になりたいという動機が薄い人が多いと感じました。
通常の就職ですら、就職試験での面接は簡単ではありません。
声優になるためのより狭き門であるオーディションですから単なる運だけでどうにかなるものでもないです。
やる気だけは誰にも負けませんという言葉をオーディションでは誰でも言います。
でも、その言葉にやる気の伝わる人はほとんどいないのが現状です。
やる気のレベルはオーディションで見抜かれます。
そして合格しても不合格になってもその言葉は問われるのです。

そして一つオーディションアドバイスを聞いてください。
〆切間際は、束でオーディション申込用紙が届きます。
ですから〆切ギリギリの応募はあまりメリットはありません。
余裕をもって応募することをすべてのオーディションに心がけてください。
小さなことですが結構大事なことだと思いますので。

今年も2010年度16期特待生を募集いたします。

〆切は2009年10月31日(土)必着です。
詳しくは資料請求していただくか、特待生オーディション詳細をごらんください。

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