プロデビュー

オーディションレポ
SAG在校生がアニメーションの出演オーディションに参加しました

2009年12月某日、SAG在校生が地上波アニメーションのオーディションに参加いたしました。
結果はまだわかりませんが、どんな小さな役でも良いので勝ち取ってくれることを、楽しみにしています。
名前が呼ばれ、スタジオに入る。
音響監督をはじめ、多くの現場スタッフの視線を一身に受けオーディションが始まります。
授業では感じることのできない緊張感。「生徒」では無くなる瞬間。
その中で自分のもてる力をいかに発揮するか。
アニメ作品のオーディションにはもちろん「プロ」として活躍している声優さんも、たくさん参加します。当然ながら実力、経験ともにまだまだ未熟なSAGの生徒達にはとても高いハードルのオーディションになります。
しかし、その場に立っているときはみな平等にチャンスがあるのです。
このチャンスを逃さず、掴み取れる一握りの者だけが、プロとして生き残っていける世界なのです。
ただ「いい経験をした」だけで終わらず、今後につなげていってほしいと心から思います。
見事、けんぷファーでレギュラーを勝ち取った在校生の小林悠希さんも、このようにオーディションを受けて、合格をいただいたのです。実力重視のこの世界、「学校の生徒だから絶対に受からない」なんて事はないと証明済みです!
もし、合格できなかったら、それは「まだ生徒だから」では無く、実力不足だからです。
厳しい世界の洗礼を受けた、オーディションに参加した在校生の声を聞いてみました。

声優部基礎科 楠 浩子

楠 浩子初めてスタジオへオーディションを受けに行きました。待合室にいるのはもちろんプロの方々で、平静な空気の中にも役を取りにきた!!という闘志と緊張感が漂っていました。そんな中私たちは、勝手がわからず終始挙動不審だったと思います。
自分ではそんなに緊張していなかったつもりでも、終わってから振り返ると…最初に所属も自分の名前も言わずに台詞から読み始めてしまったり、『キューランプはここです』と教えていただいた次の瞬間にはランプの存在を忘れていたり…。審査の方が予想以上に多く(5人!?)それでも終わった後に少し話しかけてくださったり、とても優しい会場でした。
100%の力が出せたかと聞かれたら、Noです。じゃあもっと上手くできたはず?と聞かれたら、やっぱりNoです。あの緊張感、あの空気、あの役で今の私ができるのはきっとあそこなのだと思います。
いい経験ができたな、で終わるのではなく、これをステップにきちんと次に向かって精進したいと思います。

声優部基礎科 比良 侑子

比良 侑子「現場の空気は肌に痛い!!」
コレが今回の素直な感想です。
見渡せば周りはプロの声優さんばかり
「所属」と言う言葉の大きさを改めて感じました!!
もちろんオーディションと行う現場も勉強になりましたがなによりも「半端してる場合やなかバイ!!何のために東京来たとよ!!」って更に向上心が沸きました。
この様な機会を与えて下さった事務局の皆様、本当にありがとうございました!!

声優部基礎科 江本 奈苗

江本 奈苗今回、初めて外部のオーディションに参加させて頂きました。
アニメの台本も初めて。
マイク前のオーディションも初めて。
プロの現場(プロの方と同じ環境?)も初めて。
とにかく、なにもかもが初めてで、大変貴重な体験をさせて頂きました。
基礎科に入って一年くらいたった今、学校以外の場を見させて頂く事は、とても良い刺激になりました。
自分のこれからの課題や、意識を再認識させて頂くいい機会でした!
ありがとうございました!
ま。何が言いたいかって、ボロボロだったって事ですよ(笑)
あの空気はすごいっ!何とも言えない、プロのスタッフさん達の空気感…。
自分が子供になった様な気分でした…
大人なのに………。
次こそは、選んで下さった方の期待に答えたい!満足行く力を出しきりたい!
くそ~!
ぜったいリベンジしてやるぞっ!

声優部週1日コース 宇田川 紫衣那

宇田川 紫衣那私が一番に思ったことは、「後悔先にたたず」です。マイク前に立って、初めて気が付くようでは遅いんですね(汗)
本番のプレッシャーの重さをしみじみ実感しました。
自分には何が出来るか、自分はこういう実力だ、というのが否応なくさらけ出される場。いかに日々の積み重ねが試されるか、未だ悔しいばかりです。
校内選抜オーディションでたくさんの方が参加しているのを見て、実際のオーディションに参加して、沢山の応募者のたった数人という厳しさに、これからもめげず挫けずぶつかっていきたいと決意あらたに思います。
貴重な体験でした!

声優部週1日コース 長谷 美希

長谷 美希初めてのマイク前、スタジオの空気、他の事務所の人・制作関係の人もいるという独特の緊張感…と、今回のオーディションで一気に貴重な経験をしました。
初っぱな所属名を噛んでしまったり、なぜかブース内で「靴を脱ぎますか?」と聞かれたりと色々ありましたが、それもまたいい経験として次につなげていこうと思います!

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