プロデビュー

私は貝になりたい

2008年2月松濤アクターズギムナジウムで行なわれた映画オーディションを経て、東宝映画「私は貝になりたい」の兵士役に、声優部本科・山崎貴士、俳優部上級ゼミ・岩田大輔が決定いたしました。
3月14日にロケ地での撮影が行なわれました。現場収録を行なってきた2人に、収録の感想を聞きました。

声優部 本科 山崎貴士

山崎貴士

この度、映画「私は貝になりたい」に参加させていただきました。
前々から、大規模な現場の空気を感じたいと思っていたので、今回の経験大変嬉しく思っています。
やはり独特の緊張感と空気感がありましたね。そのせいで圧倒される部分もあったのですが、基本的には和気藹々とした現場だったので、自分自身ニュートラルな姿勢で撮影現場の空気を感じることができたと思います。
その中で大切だと思ったのは「聞く」ということ。解らないことがあったら素直に「聞く」この基本的で簡単なことが、緊張していたり、慣れていない場所だったりすると意外と難しかったりします。
自分で勝手に消化しないで、他の人に頼るってことはきっと全てに於いての基本なんだなぁと妙に納得してしまいましたね。「聞く」って大事ですよ

俳優部 上級ゼミ 岩田大輔

岩田大輔

今回、私は初めて映画の仕事を頂いたのですが、初仕事が戦争に関わる映画だったので、芝居で戦争というものを伝えていく事が俳優の義務の一つと考える私にとっていいスタートをきる事が出来たと思います。
現場では、映画でしか見る事のなかった衣装の着用や初めて見る撮影装置、そして有名な役者さんに仕事という形で会えた事にとても感激しました。
今回仕事をくださった方々や現場でお世話になった方々にとても感謝しております。

従来松濤アクターズギムナジウムでは舞台演技のレッスンを中心にカリキュラムを作成していました。しかし2008年度より、演技の幅を広げるため、映像演技のレッスンを本格化し、映像に対応する俳優の育成に力を入れようと試みています。レッスンだけでなく映画監督のWSや、キャスティングオーディションの場を作っていきます。
今回は兵士役という小さなキャスティングでしたが、今後も勢力的にたくさんのチャンスをSAG生に提供していきます!

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