SAGレポート

週1日コース本科 修了公演

2018.4.16

2018年2月18日(日)、松濤アクターズギムナジウム週1日コース本科(Zクラス)による修了公演が行われました。

例年に比べクラスの人数が多く、2つの題材をダブルキャストで演じました。
一人の男性をめぐり、恋愛、友情、様々な思いが複雑に交錯する女性二人の物語『郭公』(町井陽子作)。
老舗和菓子屋の取り壊しに反対し奮闘する、町人たちとお遍路の物語『日暮町風土記』(永井愛作)。

Zクラスひとりひとりの個性が存分に出た公演となりました。

週1日コース本科 修了公演 週1日コース本科 修了公演

レッスン生感想

小林 未怜

二度目の修了公演を終えて実感したことは、舞台上で『役』として生きることの難しさでした。

一年目では不得手としていたもの(大声を出して怒鳴るなど)を改善できました。

が、それと表現力がそのまま直結する訳もなく。ビデオを見ても、必死な自分がいるばかりで、我がことながら何の面白みもありません。

台詞を口にする私じゃなくて、喋っている『役』を見せてよ!ーー自分自身にそう抱いた感想を胸に精進したいと思います。

最後に。月並みではありますが、心から楽しかったです!

週1日コース本科 修了公演 週1日コース本科 修了公演

菅原 綾香

読みあわせで2つの台本を頂いた際、直感で『郭公』がやりたいと思いました。本番を終えた今、この作品で笙子を演じられて本当によかったと思います。

笙子は一番素の私に近いキャラクターでした。自分の中で頑なな思いがあっても、その他の感情が絡んで相手にはっきりと伝えることはできない。最初はよく見えていなかった笙子の強さや弱さが稽古を続ける中で段々と見えてきて、最終的に自然な感情で芝居をすることができました。

私は台本とにらめっこになってしまう癖があるので、今回はあえて「読みすぎない」ように気をつけました。「ここはこう」という風に決めつけずに、共演者の出方や反応によって自分がどう感じるかを大切に演じました。後で岡本先生に「菅原の演技で共演者の芝居が変わったよ」と言われたときはとても嬉しかったです。

少ない稽古数で大変な面もありましたが、このメンバーで舞台を作ることができて本当に良かったと思います。岡本先生を始めご協力頂いた皆さま、ご来場頂いた皆さま、本当にありがとうございました。

週1日コース本科 修了公演

吉原 悠杜

私は人が演じているのを観て、何故会話とト書きしか書かれていない台本から血の通った登場人物や舞台が出来がるのかがいつも不思議に思います。今回は私が演じる側で、台本を貰った時のまだ何も形になっていない感覚を知っているだけに尚更不思議です。限られた情報の中でそれを補うのはやはり想像力なのかもしれませんが、自分は役についてきちんと考えずに、周りの人に演じる道筋を示して貰う事がほとんどでした。他にも至らない点は多々ありましたが、今回一番それが一番欠けていたと思いました。

あと舞台って人と人の距離を縮めるなと思いました。普段話さない人とも話しを聞いたりすることができて、価値観が広がった気がします。

最後にヘルプで来て下さったOBの方々、講師、事務局の皆様お世話になりました。ここで学んだ事をここだけの経験にせずに自分の糧にしたいです。ありがとうございました。

週1日コース本科 修了公演

岡村 知佳

黒田やすは、「女」の概念のような役でした。

この役をいただいてから、公演を終えるまでの数ヶ月は、彼女が乗り移ったような心持ちで、生活をしておりました。

ですが、いつかは、こんな女の情念溢れる生々しい役が演じてみたいと思っていた私にとっては、何処か天啓のように感じました。

女性という生き物は、常に不安定と戦っていると思います。

将来に対する漠然とした不安や、言いようのないさみしさにかられながら、もがき続ける彼女の生き様に、女そのものを学んだような気がします。

公演が終了して、お客様からいただいたアンケートを拝読すると、「怖かった」「鬼気迫る」と言った単語が目立ち、役者として、とても嬉しく思いました。

この公演を生かし、今後も更に精進を重ねていきたいと存じます。

岡本先生をはじめ、SAG事務局やスタッフの皆様、そしてご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。

週1日コース本科 修了公演

合田 智子

今回私が演じさせていただいた役は、起伏が激しく、約30分の上演時間の中に喜怒哀楽の感情が全て入っていました。

その上で台詞の掛け合いがずっと続くので、エネルギーを出しつつ、如何に一つ一つの台詞と相手とのキャッチボールを大事にするかが課題でもあり、醍醐味でもありました。

本番が上手くいったのかは、自分でもわかりません。終わった今でも「もっとこうできたかな?」と考えたりします。

でも本番が一番楽しかったですし、あの日自分が表現できることを精一杯やり切れました。

今後はさらにその先を目指し、「役者は役の気持ちを代弁する仕事」ということを忘れずに歩んでいきたいです。

今回、自分のこれからにとって本当に大事な経験をさせて頂けたと思います。

演出の岡本先生、関わって下さったスタッフの皆様・先輩方、Zのみんな、そして観に来て下さったお客様、全ての方に感謝申し上げます。ありがとうございました!

週1日コース本科 修了公演

演出をしてくださった岡本先生、音響照明を担当してくださったスタッフの皆様、手伝いに入ってくれたSAG生卒所生、本当にありがとうございました。
Zクラスの皆様、本当にお疲れ様でした!

お忙しい中会場に足を運んでくださり、温かい声援をくださった多くのお客様に、心より御礼申し上げます。

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