声優部ベーシッククラス 修了発表会
2016.4.20
平成28年、2月下旬から3月上旬にかけて、声優部ベーシッククラスの修了発表会が行われました。
声優部ベーシッククラスは、K・I・Yの3クラスです。
火曜昼のKクラス・火曜夜のIクラスは2つの演目を、日曜昼のYクラスは3つの演目を行いました。
普段のレッスンは週に1回。
自主練習で集まろうにも、仕事をしながらSAGに通っているレッスン生も多く、予定を合わせるのも一苦労です。
そんな中、全員で力を合わせて作り上げた舞台。
感動があり、反省があり、新たに見つかった課題があり…感じることも色々あったと思います。
レッスン生に感想をもらいました。
レッスン生感想
Kクラス 齊藤輝
後期は演目が数回変わり、今の台本に決まったのは12月の最後。
レッスン日だけ数えると、たったの8回という大変な状況で、各々の役が決まったのも正月明けだったため、皆必死だったと思います。
自分はおじさんの役と放送局の営業部の役を頂きましたが、性格・立場が違ったので、そこに苦労しました。
役の気持ちについては最後まで悩みました。
本番当日は「だいたいなんとかなるでしょう」という気楽にもがむしゃらにも似たテンションで挑み、結果としてクラスの皆様から、良くも悪くも一番変わった、という言葉をもらいました。
まだまだ未熟者なので悪い部分も出てしまいましたが、この経験や言葉をプラスに変えれるように七難八苦を乗り越え精進していきます。
Kクラス 山下智栄
本番がおわって、1番最初に思ったことは「悔しい」 でした。
自分は、本番1ヶ月前に 何をどうしたらいいのか。何がわからないのか。が わからなくなっており、レッスンに行けなくなっていました。逃げてしまった自分は、おわった。と思いました。でも.. そんな自分に 話しにおいで。と言って下さり、話を聞いてもらい、クラスに戻る場所もつくって頂きました。(佐藤さん 本当にありがとうございました)
悔いのないように。そう思って挑んだ本番。自分では全く納得がいきませんでした。でも、予想外の言葉を頂くことが出来ました。「これからまたしんどくなったとき、思い出して頑張ります。調子にはのりませんが、自信にします。」と言ったら「大丈夫。山下は調子にのれないから。笑」と。。 本当に本当に感謝です。
たくさんの課題が見つかりました。(もとから山積みだけど..) でも、たくさんのものを得ることが出来ました。もっともっともっと上手くなりたい。
泣いても笑っても あと1年。松濤。で おもいっきり! がんばります!
Iクラス 虻川絵梨佳
会話の相手に反応する事、受け取る事、そしてこちらからもしっかり投げ返す事、きちんと会話をする事にとても苦労しました。何処を粒立たせ何を伝えたいか、役者間での丁寧な確認と共有でより自然な会話を目指しました。
課題も多く残り、特に序盤は何処か平坦な印象を払拭しきれず、観客の方々にもご指摘を受ける形になってしまった事が心残りです。
しかし、全体通して三者が自身やお互いに向ける気まずさや感情の変化を感じ取って頂けた事、また自身が観客の方々に少しでも伝えることが出来た事をとても嬉しく思いました。
Iクラス 山品明日香
修了発表会を終えてまず思うことは、Iクラスの皆と一緒にできて良かったということです。
励まし合い、時に意見をぶつけ合いながら、発表会に挑みました。
私は今まで先輩方に囲まれて芝居をしてきたので、遠慮して中々意見をぶつけるということがありませんでした。
でも今回のことで、時にぶつかり合いながらも、同じ目標に向かっていくことは素晴らしいことだと思いました。
遠慮していてはいけないということは頭では分かっていましたが、今回、修了発表会を通じて、そのことを実感することができました。
ありがとうございました。
Yクラス 柴田慶子
「時間がもっとほしい!」発表直前に思ったのはそんなことでした。
週一クラスは中々レッスン外で集まることが難しく、特に私のグループはそれが顕著。そんな中でも、それぞれが自分のできることを考えて実践し、他の人のサポートをしつつ、一致団結してより良いものを作る気持ちで本番に挑んだと思います。
いろんな意味で講師の山本先生には多大な心配をおかけしたと思います。思い返すだけでも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
私自身も山本先生に色んな意味で体当たりさせていただき、新しいことを学ぶことができた気がします。ぶつかりに行った私をしっかりと受け止めていただけたのはありがたかったです。これからも体当たりしに行きます。
Yクラス 嶋田有里
今回頂いた役は、仕事はできるはずなのに少しお馬鹿さんっぽくて、能天気に見えるけど真面目な一面もあって……と、一言では言い表せない役でした。
言い表せないと言うことは、その役を上手く理解できていないと言うことです。
私は最後の最後まで役を掴みきることができませんでした。
また、発表会の最中、身体の不自由さ、声の出しにくさを感じました。
緊張は表現者をここまで駄目にするんだなと痛感しました。
次の発表会は笑顔で終わらせることができるよう、理解力、表現力、メンタル、あらゆることを鍛えていきたいと思います!
この度はありがとうございました!
改めまして、3クラスの演出を担当してくださった山本先生、本当にありがとうございました。
お忙しい中会場に足を運んでくださり、温かい声援をくださった多くのお客様に、心より御礼申し上げます。
TEL:03-5310-3535 FAX:03-5310-3838
MAIL:sag@actorschool.jp
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