SAGレポート

MS合同ミュージカル「耳をすまして~大きな古時計~」

11月19日(金)、俳優部基礎科・本科の合同でミュージカルが開催されました。
普段は先輩・後輩と別れている両クラスですが、今回はメンバーをシャッフルしての発表の場。緊張する生徒も多かったと思いますが、見事に俳優部らしさを出し切ってくれました。
これから控える中間発表会に向けて勢いづいたのではないでしょうか。

MS合同ミュージカル 出演者感想文

金田美穂子
初めての合同レッスンで、最初はどうなるかとドキドキでしたが、思っていたよりも達成感があって、楽しかったです。
今回、私の役はアンサンブルではなかったので、正直そんなに苦労はなく、アンサンブルのメンバーには特に感謝しています。このメンバーが、しっかり合わせようとしてくれたお陰で、安心して芝居が出来たのもあるので。
もちろん、今回教えていただいた講師のお二人、機会を与えていただいた事務局の方にも感謝しています。
あ、口の悪さは、もう少し直さなきゃなーと思いました(笑)
次の中間発表に向けて、ポジティブ美穂ちゃんを維持できるように、頑張ります。
山内崇裕
ミュージカルのレッスンが始まるとすぐに大きな課題が現れました。それは芝居の中で歌うということ。もちろん当初から持ってた課題も忘れず意識していましたが、歌うことに関しては好きであると同時に苦手意識もあり、ただただ必死に練習しました。すると不思議なもので、必死に練習していく内に歌うことに対する楽しみが大きくなっていって、ミュージカルのレッスンが終わった今でもたまに歌いたい衝動に駆られます。浅井先生と美木先生がレッスンの最後に「とにかく楽しむ」ということをおっしゃってたのですが、思い返してみると自分は歌うことを心底楽しむことができてたと思います。今だに苦手意識はありますが、そういったことを乗り越えて前向きになれる術を学ぶことができ、本当によかったです。
松井由梨佳
針という役をいただけた時、凄い安易な気持ちで喜んでしまいました。
『考えるな!感じろ!』…思った事を立体的に描く針は、私にとって本当に大きな試練となりました。また、少年のような…というイメージを持てていても、どうしても声が大人になってしまう。…分からず悶々としました。
しかし、同じチームの先輩方が『いつもはこうなっちゃってるからさ、こうしたらいいんじゃないかな?』など、的確なアドバイスをくださったり、イメージがわかない時は実際にやってみせてくださって、だから出来上がったんだと思います。
AはAの、BはBの色がそれぞれあって、観ていても演じていても楽しかったです。
先輩の凄さを感じた、チームの輪の大切さを改めて実感した、そんなミュージカルでした。
本当にありがとうございました。
杵渕景子
出来た!と思ったら出来なくなる。
そのもどかしさ。
決められたタイミングでセリフをいい終わらなきゃいけないというプレッシャー。
いつも以上に周りの人たちのことを意識する時間でした。
でも正直、もっともっと出来たんじゃないかと悔しく思う部分が沢山あります。本番の盛り上がってきたところの歌で声が裏返ったこともかなり悔しかったですがもっとそれ以前に。
稽古場での動き、自主練のやりかた、イメージの共有、そして自分自身の見せ方も。
一年半学んできた多くのことをもっといかせたんじゃないかと思うと自分がもどかしく感じました。
今回のレッスンから基礎科と合同になり、正直不安がありましたが始まってしまえばいい事は多いと感じています。
良くも悪くも、人数の少ない本科内では癖やタイミングがわかりすぎて先回りして考えてしまうことがあります。
しかしそれが出来ない分、瞬時に色んなことを考えたり皆の癖を自分にフィードバックできたりと勉強になることが多いです。
今回セリフやソロの多い役をいただいて、不安が大きかったですが、良かったことも悪かったことも、両方が自分の成長に繋がるのだと実感できたレッスンでした。






一覧に戻る

Copyright©2003-2016 LEOPARD STEEL附属俳優・声優養成所 松濤アクターズギムナジウム All rights reserved.