SAGレポート

SAG在校生がアニメーションの出演オーディションに参加しました

2009年4月某日、SAG在校生が地上波アニメーションのオーディションに参加いたしました。
結果はまだわかりませんが、どんな小さな役でも良いので勝ち取ってくれることを、楽しみにしています。

名前が呼ばれ、スタジオに入る。
音響監督をはじめ、多くの現場スタッフの視線を一身に受けオーディションが始まります。

授業では感じることのできない緊張間。「生徒」では無くなる瞬間。

その中で自分のもてる力をいかに発揮するか。

このような作品のオーディションにはもちろん「プロ」として活躍している声優さんも、たくさん参加します。当然ながら実力、経験ともにまだまだ未熟なSAGの生徒達にはとても高いハードルのオーディションになります。
しかし、その場に立っているときはみな平等にチャンスがあるのです。
このチャンスを逃さず、掴み取れる一握りの者だけが、プロとして生き残っていける世界なのです。
ただ「いい経験をした」だけで終わらず、今後につなげていってほしいと心から思います。

オーディションに参加した在校生の声を聞いて見ました。

生徒感想

井上隆典

出しきって、尚且つ冷静な自分でいる事。
言葉にすれば簡単ですが、実際にマイク前に立つと全然できませんでした。
・一本調子
・距離感がない
・真面目なやつが頑張っている
という駄目出しを頂き、自分のイメージが希薄な事を改めて知りました。
今回の経験をプラスに考え、これから先に繋げていきます。
ありがとうございました!!

尾崎恵理

一つ人よりビビリ持ち
二つ雰囲気に圧倒されて花のスタジオで腕試し

そして人前で試せる程腕がないことを痛感しました。
自分の引き出しの少なさを身に染みて実感。
ただ、オーディションとはもっとあっさりバッサリ終わるものだと思っていたので、「こう演じて下さい」と指示を頂けたのは意外でした。
緊張8割、開き直り2割でぶつかってきたこの気持ち・経験を忘れないようにして、次に活かしたいと思います!

柴崎祥

今回、初めてアニメのオーディションに参加させていただきました。
あの空間で、あのプレッシャーの中、自分の芝居・持ち味を出すことの難しさ、そして指摘されたことにすぐに対応できる柔軟性。緊張で声の出ない自分、要求に応えられない歯がゆさ。
もうあんな思いはしたくない。いや、絶対にしない。
事務局の方々には本当にお世話になりました。ありがとうございました!

小林悠希

すごく良い機会を与えて貰えました。
反省点はいっぱいありますが、部屋で練習したりするのも含めて楽しかったです。
ですが、『楽しい』『自分だめだ…』だけで終わらせないようにします。

山田圭子

明日からは更に頑張ろう!
全て終わって改めて感じたことです。
初めてプロの方々もいらっしゃる現場でオーディションを受けて、自分の今の実力というものを感じました。
いくら稽古場で上手くできたとしても、いくら人一倍練習したとしても、結局その大事な場面で力を発揮できなければ、何もできていないのと同じです。 私はもっとできるのに!なんて言葉は通用しないその場での勝負…。
そこで‘できる人’と‘できない人’には大きな差があると思うんですよ!
そこ!!そこを埋める何かを私は強化していきたいです!!
だから明日からは更に頑張ります!!!

このオーディションの結果、小林悠希さんが2009年10月スタートの地上波アニメ「けんぷファー」にレギュラー出演決定しました!現場レポートはこちら

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